⑥組織マネジメント革命とは?

 ①先進国中唯一、その歴史に奴隷制度がなかった ②有史以来、他国の植民地になったことがない ③欧米列強のような搾取型植民地経営を行わなかった、等々の理由により日本人は組織マネジメントに疎く、管理利益を稼ぐという発想がありません。そのため、会社の収益源は本業 (製品・サービス等) によるもののみとなり、欧米企業と比較し利益率が劣ります。

 その日本企業で弊社の指導の下、組織マネジメントシステムを自社構築すると、全間接業務に投入する人件費の算出が可能となり、間接業務の個別採算管理ができるようになり、業務生産性を恒常的に向上させる仕組みとなります。

 組織マネジメントの効果が金額換算できるようになると、従来その関連性が不明瞭だった組織マネジメントと財務諸表が『人件費』で一体化します。また各部署や各業務に配置する人員数の妥当性が数値データで検証可能となり、人員予算会議の資料の精度が向上、同会議のアウトプットが増大します。また、予算会議席上で間接業務の生産性向上が議題となり、間接業務の改革・改善を本来業務として真剣に取り組むようになります。

 間接業務の生産管理システムおよび品質管理システムである組織マネジメントシステムを構築・運用すれば事務所埋蔵金( 業務のムダ・ムリ・ムラ) を管理利益に転換することができます。これは組織マネジメントの世界では画期的なことで、『革命』と称しても決して過大な表現ではありません!!

【用語解説】

■組織マネジメント
経営資源 (人・物・金・情報) を最大限に活用することにより、経営目標を最速かつ最小の経営資源で達成する管理技術。
■ 管理利益
組織マネジメントによる業務生産性の最大化 (=コスト削減) により発生する利益。
新製品 ( サービス ) 開発や新規顧客 ( 新販売ルート) 開拓で多額の投資を強いられる営業
利益と比較し、少額の投資で同額の利益が得ることができる。
■事務所埋蔵金
①従業員の非稼働時間 ( 他社事例では就業時間の約半分!! ) に支払う賃金
担当者間・月間・部署間の3つの業務量アンバランスにより発生する残業・休日出勤
手当
③担当者間・部署間に潜む重複業務に支払っている賃金
④会社業績にほとんど寄与しない業務 ( 弱目的業務 ) に支払っている賃金
⑤担当者のスキル不足により業務効率が低い仕事に支払っている賃金
⑥「マニュアルの三重苦 (有無の不明・保管場所の不明・内容の不備)」により失う時間に支払っている賃金
⑦低い生産性のまま放置されている業務 ( 赤字業務 ) 遂行に支払っている賃金
従業員のモチベーション低下により発生する損害 ( 業務効率低下、離職 )
低下した業務品質 ( 検討不足等 ) により発生する損害 ( 修正・やり直し等 )
⑩形骸化したISO9001の認証維持費用
メンタルヘルス不全者により発生するお金 ( 休職中の賃金・社会保険料等 )
⑫関連法令があることを知らず法令違反を犯し支払わされる罰金 ( 社会的制裁 )
■組織マネジメント革命
AIOS業務毎単価ver.で管理利益が発掘・計上されることにより、組織マネジメントと財務諸表が一体化し、①本業による「営業利益」 ②組織マネジメントによる「管理利益」と収益源が二本立てとなり、会社の利益率が向上すること。
(別表『『組織マネジメント革命』のビフォー・アフター 一覧表』および『部署・職位毎『組織マネジメント革命』によるメリット 一覧表』をご参照ください)

Sitemap

Contact us

お気軽にお問い合わせください。
PAGE TOP
PAGE TOP