⑩TMS研メルマガ一覧表

メルマガ第42号

御社の本来「あるべき姿」は明確ですか?

 30年ほど前の私がまだ大学生だった頃は、新卒で入社した会社を「勤め上げる」のが普通であり、また理想でした。しかし今日ではリストラの横行や会社の短命化により、かつてのように一社を「勤め上げる」のはなかなか困難となりました。また若い世代の転職に対する抵抗感が薄れたことや、派遣社員の増加により、数社を渡り歩く人も以前ほど珍しくなくなりました。

  かく言う私は様々な業界で転職を繰り返した経験があるので、この世には本当に色々な会社があることを身体で知っています。今振り返ると、20代の頃の私は自分に合った「理想の業界・会社(幸福の青い鳥?)」を探していたのかも知れません。そしてこの「理想の業界・会社」探しの旅は、9年前についにゴールに到達しました。未来工業(株)のことです。

  しかし同社を知った時、私はすでに43歳で同社への転職は不可能でした。そこで私が始めたのが、今自分が勤めている会社を未来工業化するプロジェクト(内容はメルマガ第39号に記載)です。平社員の職位で会社を変えるという前代未聞のプロジェクト(非公認)でしたが、私には成功する確信がありました。なぜなら目指す目標が非常に明確であり、かつ目標達成手段を知っていたからです。

 ここで添付『人間関係の心理学』をご一読ください。P2の下の『常総学院時代の話』の①②の『甲子園に行ける野球チームを作る方法』と『自社を未来工業化する方法』のプロセスが同じであることに気づかれた方は鋭いです。特に①の「ゴール (本来「あるべき姿」) を見せる」は重要で、寝ても覚めてもこの「ゴール」が脳裏を離れないくらいのレベルに高めることがプロジェクトの成功には必要不可欠です。これなしには②の「ゴールに到達する方法」を実践する際、必ず現れる困難や苦労(抵抗勢力対応等)を乗り切ることができないからです。

 さて話は変わりますが、今経営者や総務・人事・管理部長は2年後に法制化予定の『働き方改革実行計画』の対策に大変苦慮されているようです。同計画の①残業禁止②同一労働同一賃金、という途方もなく高いハードルを越える方法が見つからないためでしょう。そんな皆さんに、①②をとうの昔に実現し、なおかつ高い利益率を誇る未来工業(株)の事例に学ぶことをお勧めいたします。

 日本企業の本来「あるべき姿」の一つである未来工業(株)について①サイトで動画を見る本を読む実際に工場を見学するこの3つを行えば、あなたの頭に『御社の本来「あるべき姿」(目標)』が強烈にインプットされるはずです。その後『御社「未来工業」化プロジェクト』に着手すれば、御社を『高収益の超ホワイト企業』にすることも決して夢ではありません!!

 御社の本来「あるべき姿」は明確ですか?

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